森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』 角川書店、2006
「ハッピーエンドだ。誰もが赤面することうけあいだ」
初めて読んだ森見登美彦の作品ですが、読了後、否最中から好きな本ベスト3を塗り替えてしまったかもしれない本です。
現実なのか妄想なのか、昭和の雰囲気醸し出してるくせに舞台は現代京都。
妄想と現実をごっちゃにする才能を持った路傍の石ころのような「私」と、
おともだちパンチを必殺技に持った想われ人「乙女」のお話し。
独特な文章、おかしな登場人物、おかしなクラブ、どれをとってもツボにはまります。
そしてもちろんのことの、ハッピーエンド。
この独特な文章、苦手な人は限りなく苦手だと思いますが、私は森見登美彦の本を集めようと心に誓いました。
漫画を読むような感覚で本を読みたい私にピッタリ!
他にも何冊か本を読みましたが、一番好きな作品がこれです。
他の作品にもちょろちょろ顔を出す登場人物がいるので、気になる人は探してみるといいかも。
「夜は短し歩けよ乙女」文庫版には羽海野チカさんが想像イラストを描いてくれています。
おかげで「四畳半神話大系」アニメの樋口師匠に猛烈な違和感。イケメンだと思っていた。
「ハッピーエンドだ。誰もが赤面することうけあいだ」
初めて読んだ森見登美彦の作品ですが、読了後、否最中から好きな本ベスト3を塗り替えてしまったかもしれない本です。
現実なのか妄想なのか、昭和の雰囲気醸し出してるくせに舞台は現代京都。
妄想と現実をごっちゃにする才能を持った路傍の石ころのような「私」と、
おともだちパンチを必殺技に持った想われ人「乙女」のお話し。
独特な文章、おかしな登場人物、おかしなクラブ、どれをとってもツボにはまります。
そしてもちろんのことの、ハッピーエンド。
この独特な文章、苦手な人は限りなく苦手だと思いますが、私は森見登美彦の本を集めようと心に誓いました。
漫画を読むような感覚で本を読みたい私にピッタリ!
他にも何冊か本を読みましたが、一番好きな作品がこれです。
他の作品にもちょろちょろ顔を出す登場人物がいるので、気になる人は探してみるといいかも。
「夜は短し歩けよ乙女」文庫版には羽海野チカさんが想像イラストを描いてくれています。
おかげで「四畳半神話大系」アニメの樋口師匠に猛烈な違和感。イケメンだと思っていた。
小野不由美『屍鬼』新潮社、1998
「お話の中の主人公なら、きっと助けが来てくれるの。だれかが助けてくれて、庇ってくれる。奇蹟だって起こるかもしれない。最後まで希望を捨てないでいいの。でも、わたしを助けてくれる人なんていないわ。誰も助けてくれない。どんな神様もわたしのために奇蹟を施してくれたりしない」
文庫(全5巻)にもなっているけれど、ハードカバー上下派です。でもちょっと分厚すぎるし、重すぎて持ち運べないから、手元においておくなら文庫かなぁ。
ハードカバー上下でいうのであれば、上巻はじわじわと恐怖が迫ってくる。気が付いたら周り全部囲まれていて、それが少しずつ狭まってくる。気付いている人もいるけど、まだ気付いていない人のほうが多くて、気付かないままその恐怖にとりこまれてしまう。
なんていうのこの恐さ。ホラー?ミステリー?寝る前には読めないよ、夢にでてくるよ。
下巻はその恐怖に気付いた人と、その恐怖自体の目線の話し。もう、どうしようもない。救いようがない。自分の存在が悪になってしまうなんて耐えられない。でも生きていたい。死にたい。生きたい。
本当はすごいオススメ!にしたいところなんだけど、人は死にまくるし、ハッピーエンドというわけでもないので、普通のオススメ扱いで。
漫画にもなっているけど、チラリと見た限りでは、話しがちょいと違うみたいですね。
お坊さんがでてきたから、髪の毛はないと思っていたのにあるっぽい。
お医者さんがでてきたから、ちょっと小太りイメージしてたのに、スマートっぽい。
「お話の中の主人公なら、きっと助けが来てくれるの。だれかが助けてくれて、庇ってくれる。奇蹟だって起こるかもしれない。最後まで希望を捨てないでいいの。でも、わたしを助けてくれる人なんていないわ。誰も助けてくれない。どんな神様もわたしのために奇蹟を施してくれたりしない」
文庫(全5巻)にもなっているけれど、ハードカバー上下派です。でもちょっと分厚すぎるし、重すぎて持ち運べないから、手元においておくなら文庫かなぁ。
ハードカバー上下でいうのであれば、上巻はじわじわと恐怖が迫ってくる。気が付いたら周り全部囲まれていて、それが少しずつ狭まってくる。気付いている人もいるけど、まだ気付いていない人のほうが多くて、気付かないままその恐怖にとりこまれてしまう。
なんていうのこの恐さ。ホラー?ミステリー?寝る前には読めないよ、夢にでてくるよ。
下巻はその恐怖に気付いた人と、その恐怖自体の目線の話し。もう、どうしようもない。救いようがない。自分の存在が悪になってしまうなんて耐えられない。でも生きていたい。死にたい。生きたい。
本当はすごいオススメ!にしたいところなんだけど、人は死にまくるし、ハッピーエンドというわけでもないので、普通のオススメ扱いで。
漫画にもなっているけど、チラリと見た限りでは、話しがちょいと違うみたいですね。
お坊さんがでてきたから、髪の毛はないと思っていたのにあるっぽい。
お医者さんがでてきたから、ちょっと小太りイメージしてたのに、スマートっぽい。
雫井脩介『クローズド・ノート』角川書店、2006
「好きならとことん追いかけよう。「いつか」を夢見て人生は続くんだから。」
万年筆と、マンドリンと、先生と、大学生と、ほんのりとした恋のはなし。
もしかしたら恋じゃないかもしれない。夢の話かもしれない。そんな、すごい話ではないかもしれない。
でも、ほんわりとした気持ちになれることは、確か。
大学生が主人公だけれども、小学校の先生も主人公と考えていいとも思う。
というわけで、小学校の先生になりたい人にはすごいおすすめ。
幸せな話だけど、ハッピーエンドだけど、ほんの少しだけ、本当にちょっとだけ、切ない。
このはなしが好きだから、他の作品を読んだら、ジャンルが違っててびっくらこいた。
「好きならとことん追いかけよう。「いつか」を夢見て人生は続くんだから。」
万年筆と、マンドリンと、先生と、大学生と、ほんのりとした恋のはなし。
もしかしたら恋じゃないかもしれない。夢の話かもしれない。そんな、すごい話ではないかもしれない。
でも、ほんわりとした気持ちになれることは、確か。
大学生が主人公だけれども、小学校の先生も主人公と考えていいとも思う。
というわけで、小学校の先生になりたい人にはすごいおすすめ。
幸せな話だけど、ハッピーエンドだけど、ほんの少しだけ、本当にちょっとだけ、切ない。
このはなしが好きだから、他の作品を読んだら、ジャンルが違っててびっくらこいた。
筒井康隆『パプリカ』中央公論社、平成5年
「それで、あれはやっぱり、夢だったのかなあ」
夢の中に入って治療をする女性の話なんだけども、夢の中の話だから辻褄があわないし、眠いときに読んじゃったせいで狂いそうになった。
最後まで読んだらちゃんと現実世界に戻ってこれたよ。
映画の「ザ・セル」を観たことがあれば、あんな感じ。
例えて言うなら、片栗粉入りのお風呂に入っているから、出るのには結構な抵抗がある時のような。布団に入って暗くして眠りに落ちるという言葉のごとく体が沈んでいくような。もしくはけだるさに包まれながらも布団が足りなくてちょっと寒くて寝れないけど寝たいときみたいな。布団がぬくぬくで気持ちよくてネタイノニトイレ行きたくてでもトイレに行ったら寒くて目が覚めちゃうからやだけど行ったら思いの外トイレ遠くて、でもバスに乗ったら酔っちゃうからかわりにエレベーターで行こうと思ったんだけど、鉛筆が二本たりないけど梅昆布じゃかわりにならないから食べたら結構近かった。
あ、あとちょいとエロい。アニメにもなってて、歌もぴったり。
アニメは「東京ゴッドファーザーズ」が有名だと思われる、今敏監督作品なんだって。
「それで、あれはやっぱり、夢だったのかなあ」
夢の中に入って治療をする女性の話なんだけども、夢の中の話だから辻褄があわないし、眠いときに読んじゃったせいで狂いそうになった。
最後まで読んだらちゃんと現実世界に戻ってこれたよ。
映画の「ザ・セル」を観たことがあれば、あんな感じ。
例えて言うなら、片栗粉入りのお風呂に入っているから、出るのには結構な抵抗がある時のような。布団に入って暗くして眠りに落ちるという言葉のごとく体が沈んでいくような。もしくはけだるさに包まれながらも布団が足りなくてちょっと寒くて寝れないけど寝たいときみたいな。布団がぬくぬくで気持ちよくてネタイノニトイレ行きたくてでもトイレに行ったら寒くて目が覚めちゃうからやだけど行ったら思いの外トイレ遠くて、でもバスに乗ったら酔っちゃうからかわりにエレベーターで行こうと思ったんだけど、鉛筆が二本たりないけど梅昆布じゃかわりにならないから食べたら結構近かった。
あ、あとちょいとエロい。アニメにもなってて、歌もぴったり。
アニメは「東京ゴッドファーザーズ」が有名だと思われる、今敏監督作品なんだって。

